自分に似合う香水を選ぶのはなかなか難しいもの。

いろいろつけてみるけど「これだ！」という香りに出会うまでは若干の試行錯誤が必要。

プラス、気温や湿度で香りの印象は変化します。秋から冬に好印象な香りの選び方をご紹介します。

秋冬におすすめ、フローラルノート

蒸し暑い夏にゴージャスな香りは暑苦しく感られるもの。でも風が少し冷たく感じられる頃から、少し甘さのある香りや、華やかなフローラルノートの魅力が光ってきます。

フローラルノートとは、花の香り。様々な花の香りを中心に創った香りです。女性向の香水の代表閣で、優雅でやさしい印象があり、だれからも愛される香りです。

よく使われる香料はローズ、ジャスミン、スズラン。これらの香りは放水に品格とリッチ感をもたらすため、様々なフレグランスに用いられます。

代表的な香水でいうと「ジョイ」（ロース、ジャスミン）「クロエ」（ローズ）「ディオリッシモ」（スズラン）など。

そのほかにチュベローズを使った「プワゾン」「フラジャイル」などもフローラルノートです。

フローラルノートはほかのどの香料とも相性がいいので、様々なバリエーションがあります。

使いやすいのは、フローラルに何かをプラスして個性を表現できる香り。

-フローラルスウィート　（甘さをプラスした香り）

-フローラルフルーティ　（フルーツの甘さと深みをプラス）

-フローラルグルマン　　（スイーツなどを思わせる甘さのある香り）

-フローラルシプレー　　（苔や木の香りをプラスした深みのある香り）

-フローラルオリエンタル　（スカイスや樹木の香りをプラスしたシックな香り）

このように、甘さや深みのあるブレンドが秋冬向きといえるでしょう。

ビギナー香り、上級者の香り

香りビギナーの方なら、最近人気の「フローラルスウィート」や、「フローラルフルーティ」などの香りが使いやすいでしょう。

上級者の方なら、フローラルシプレーやフローラルオリエンタルなどの個性のある香りがきっと使いこなせるはず。
欧米で人気のクラシックな名香にこのカテゴリーの香水が多く、それだけに「自分の香り」としてふさわしいものを見つけるのも楽しそうです！

フローラルグルマンはどなたにでもおすすめできる香りです。お菓子のような甘さがあるので、感覚的になじみやすく、一方で香りの個性もあるので、楽しめる香りです。

おすすめのフレグランス３選

＜ダリッシム＞

このシーズンの一番人気はダリッシム。

主張しすぎないやさしい甘さが特長の「大人のスイートフレグランス」です。

まるで肌に溶け込むようなやさしい甘さ。広がりにくい性質の香りなので、急に暖房のきいた部屋にはいったときも鼻をつくような感じがしません。

＜ダリワイルド＞

ダリワイルドは、チュベローズを中心にした香り。

トップは隠し味でユズの香りがブレンドされていてチュベローズの香りの第一印象を明るくしてくれているところが人気の秘密！？

しっかりした個性のある香りですが、ラストノートはウッディな感じで終わるので、重たくなりにくいモダンなオリエンタルテイストの香りです。

＜ダリアモア＞

ダリアモアは2019年5月にフランスで発売された香り。

日本でも人気の「フローラルフルーティグルマン」。

ダリの香りはだいたいフルーツの香りで個性を表現していますが、これは「キャンディアップル」の甘さを生かした香り。ほかにも西洋梨やラズベリーなどのチャーミングに香るフルーツ入り。

一度好きになるとやみつきになるタイプの香りかも。