バラのアロマで美しく健康になる―ローズのアロマテラピー基礎知識
「バラ」の花は、まさに花の代表でクイーンのような存在です。皆さんはどんな楽しみ方をしていますか?
切り花を楽しむ、育てて楽しむ、プレゼントにする→これらは、花屋さんや園芸ショップで見ることができますし、実際に育てていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
観賞用のバラの種類は数多く、小輪から大輪までサイズや形のバリエーションがたくさんあります。
一方、香りを楽しむためのバラは、その香りが大変美しいダマスクローズなどが代表選手で、香りをとるのに適した品種が使われています。
ローズの香りの特長
天然のバラから香りを抽出する方法は2つあります。
①揮発性有機溶剤抽出法による「ローズ・アブソリュート」
つみとったバラの花から溶剤を使って香りを抽出する方法です。ローズ・アブソリュートは大変高価な精油で、深く濃い香りなので、香りそのものを楽しむために香水などの香料として使われます。世界の高級香水には欠かせない香料の一つです。
②水蒸気蒸留法による「ローズオットー精油」
ローズオットーは、香り立ちが華やかでややフルーティな印象。バラに含まれる芳香成分を存分に利用するため、アロマテラピーに多く用いられます。
バラの花の香気成分は300種類以上あるといわれますが、ローズオットーは鎮静作用のあるシトロネールを多く含み、そのためスキンケアやマッサージに使われます。
また、蒸留によってできる芳香蒸留水は「ローズウォーター」と呼ばれ、古くから美容のために用いられてきました。
バラの香気成分について
天然のバラには、多くの香気成分がふくまれており、その効果を十分に得るためには高品質の天然のバラを原料とした精油(エッセンシャルオイル)や芳香蒸留水(ローズウォーター)を用いることが重要です。
食欲を調節する、感情のバランスを整える、多幸感を与えるなどの作用が報告されています。
●フェニルエチルアルコール
アルコールと言ってもお酒ではなく炭化水素の一種で、鎮静作用があり、不安な気持ちを落ちつかせ、ストレスを緩和すると言われています。
●ゲラニオール
加齢臭の原因であるノネナールを抑制して、体臭を和らげます。また、強壮作用や女性ホルモンの分泌を助ける働きがあると言われています。
●オイゲノール
抗酸化やデトックスに効果があると言われています。
●ネロール
抗菌作用やストレス緩和、ホルモンバランスを整える働きがあると言われています。
●シトロネロール
真菌の増殖を抑える働きがあり、血圧降下作用があると言われています。
香りで暮らしを彩る|PAM International
PAM Internationalは、パルファン・ サルバドール・ダリ、キングオブシェーブの日本総代理店として、各種フレグランスや関連グッズなどの取扱い、香りで生活を楽しむ為の情報発信をしています。新しい香りを見つけたい方、レパートリーを増やしたい方はぜひお立ち寄りください!
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